生まれたてのツヤツヤした赤ん坊を構成している80%は水です。これをピークに人は体内の水分量を失っていき、最後は乾いて死にいたります。
と、先のブログで書いたのですが、うまい具合に乾けばよいのですが、生乾きで腐ったり、体内の水で溺れるのは避けたいと思っています。
3年前に亡くなった母の、最期3か月間を自宅で看取った時の経験です。
母が倒れたのは、動脈の一部が剥がれ落ちる大動脈解離でした。病院に1か月入院しましたが症状は悪くなるばかり、特に悩まされたのが、お小水がでないことでした。排尿ができなかった時の母の呼吸は非常につらそうで、肺に水が溜まり始めていました。医師によると、肺に溜まった水で、溺れるように亡くなる方が多いそうです。
利尿剤は徐々に効かなくなり、足は、針をさしたら破裂するのではないか?というくらいにむくんでいきました。これ以上の治療はできないと言われて、病院をあきらめ、自宅介護がはじまり、番茶に塩を溶かして少しづつ与え、CBDオイルを舌にたらしたところ、あれだけでなかったお小水が出始めました。尿が出ると、象のようにむくんでいた足がシュワーと縮んでいき、元の大きさに戻るのを見て感動しました。最後の日まで母のお小水は出続け、肺の水で溺れることもなく、穏やかな最後を迎えました。
【お小水がでて、一時期回復した時の母。顔にも生気がもどりました。】
最後の日まで、道のりは平たんではなかったのですが、人がどのように衰え、臨終を迎えるのかを、母が身をもって教えてくれた3か月でした。母を看取りながら、いずれ来るわが身の臨終は、病院でチューブにまかれ、下手な水膨れにされることなく、最後まで自分の力でおしっことウンコを出し、肺の水に溺れることなく、枯れるように逝きたいな、と思いました。まだ少し早いとは思うのですが、そういう覚悟をもつことができた事に感謝しています。
口から肛門に続く一本の管を動かすことこそ、生きること!! その管内を潤し、食品からウンコやおしっこを製造してひねり出すのに、塩水、やっぱり大事です。
あなたも始めませんか、塩水生活。イイですよ!!
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